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若者の政策

若者の声と挑戦を、まちの力に変える福岡へ

「福岡は若者が多いまち」と言われます。けれど、自分の声が市政に届いたと感じたことのある若者は、どれだけいるでしょうか。気軽に集える場所がない、悩みをだれに相談すればいいか分からない、満員の地下鉄が怖い。そんな声を、同じ世代としてたくさん聞いてきました。

若者は、守られるだけの存在ではありません。このまちをいっしょにつくる仲間です。だから私は、若者の声で市政が動く仕組みと、集い、挑戦できる場所を各区につくります。困ったときに一人にならず、だれもが自分の将来を安心して選べるようにします。

若者が「ここで挑戦したい」と思える福岡を、みなさんといっしょにつくります。

若者の声が市の決定と予算に届く福岡へ

自分の意見で、まちが変わったと感じたことはありますか。選挙のときだけでなく、若者が日頃から市政に参加し、市の回答と予算につながる仕組みをつくります。

現状:何が課題か?

20代の投票率は全体より低く、選挙以外に参加する仕組みも見えにくい

20代の投票率(2025年)

20代全体
福岡県知事選挙25%31.8%
参議院議員選挙45.7%56.7%

2025年の二つの選挙では、20代の投票率が全体を下回りました。

若者の声を市政へ届けるには、投票しやすくするだけでなく、選挙のない時期にも意見を出し、結果を確かめられる仕組みが必要です。

出典:福岡市選挙管理委員会「せんきょかわら版No.49」

※年代別投票率は市選挙管理委員会の調査値。

佐々木あやのが目指す福岡の姿

若者の意見に、市が答え、予算をつけて実行する

  1. 1-1「若者会議」と「若者予算」で若者が市政に参加する

    1. 15歳から29歳までの「福岡若者会議」をつくります。公募に加えて無作為に案内を送り、学生や働く人、子育て中の人、外国人など幅広い若者が参加できるようにします。
    2. 若者の提案に、市が90日以内に答えます。「実施すること」「調べること」「難しい理由」を公表します。

    暮らしはこう変わる

    若者が出したアイデアに市から正式な回答が届き、選ばれた提案は実際の事業になります。

  2. 1-2政治や選挙を生活に関わる身近なものにする

    1. 「若者参画レポート」を毎年公表します。年代別の投票率、若者会議の参加者、若者の提案と市の実施事業をまとめ、意見が市政にどれだけ反映されたかで成果を測ります。
    2. 若者が投票しやすい場所と時間を増やします。大学や専門学校などに期日前投票所を設け、授業や仕事の後にも投票できるよう開設時間を見直します。

    暮らしはこう変わる

    若者が自分の一票と意見によって、身近な制度やまちの使い方が変わると実感できるようになります。

若者が気軽に立ち寄り、仲間と活動できる居場所をつくる

学校、家、職場のほかに、安心して過ごせる場所はありますか。何かをしなくても休めて、相談したり仲間と活動したりできる若者の居場所を、身近な地域に増やします。

現状:何が課題か?

若者の多い福岡に、毎日立ち寄れる常設の居場所が足りない

市が把握していた地域の若者の居場所

  • 2024年1月時点22か所

福岡市は、地域団体が運営する中高生の居場所に補助や相談支援を行っています。新規開設への補助は上限10万円で、運営費への補助もあります。一方、現在の支援は地域団体による運営が中心でどの区にも、週の多くの日に立ち寄れる常設拠点がある仕組みにはなっていません。

出典:福岡市「参考データ集」「中高生の居場所づくり事業補助金」

佐々木あやのが目指す福岡の姿

どの区にも、無料で立ち寄れる場所と、話を聞く大人がいる

  1. 2-1学校でも家でも職場でもない「ユースセンター」を全区につくる

    1. 3年間で7区すべてにユースセンターを設けます。市の施設や公民館、空き店舗などを活用し、主に中学生から20代までが無料で、予約せずに利用できるようにします。
    2. 若者支援の専門職を置き、運営にも若者が参加します。ユースワーカーが話を聞き、必要なときは仕事や住まい、医療の支援につなぎます。開館時間やルールは、利用する若者と一緒に決めます。

    暮らしはこう変わる

    若者が放課後や仕事帰りに立ち寄り、一人で休んだり、仲間や信頼できる大人に出会ったりできるようになります。

  2. 2-2若者が運営する団体を、活動費と人の両面から支える

    1. 補助金を、小さな団体にも申請しやすくします。申請書を簡単にし、法人格のないグループも、会計を支援する団体と組めば利用できるようにします。
    2. 活動を支える人の費用も対象にし、複数年度で支援します。スタッフやコーディネーターの人件費にも使えるようにし、基準を満たす団体には最長3年間支援します。

    暮らしはこう変わる

    若者が仲間と始めた活動が一度きりで終わらず、地域に根づいて続くようになります。

交通費や最初のお金を理由に、「やってみたい」をあきらめない福岡へ

学び、仕事、文化、地域活動に挑戦したくても、移動するお金や最初の活動費が壁になることがあります。若者がまちへ出て、小さな挑戦を始められる福岡にします。

現状:何が課題か?

起業は盛ん。でも、卒業した若者の半数以上が九州外へ出ている

福岡で学び、起業も盛ん。でも就職で九州の外へ

  • 福岡市で学ぶ学生約11万人
  • スタートアップカフェから生まれた会社累計約1,400社
  • 市内大学卒業者のうち、九州外の国内で就職した人53.3%理系では57.1%

福岡市には多くの学生が集まり、新しい会社も生まれています。一方、2024年3月に市内大学を卒業した人の53.3%が九州外の国内で就職しました。若者が福岡で学び、活動し、地元の仕事や新しい挑戦に出会える機会を増やす必要があります。

出典:福岡市「大学のまち福岡」「起業・創業応援サイト」「参考データ集」

佐々木あやのが目指す福岡の姿

若者が、交通費を気にせずまちへ出て、小さく挑戦できる

  1. 3-125歳以下が使える「FUKUOKA U25パス」をつくる

    1. 学生以外の若者も、地下鉄を定額で利用できるようにします。市内に住む、学ぶ、働く25歳以下を対象に、地下鉄全線の若者向けパスを試行します。アルバイトや就職活動、地域活動にも使えるようにします。

    暮らしはこう変わる

    若者が交通費を理由に、学び、アルバイト、就職活動、地域の催しへの参加をあきらめずに済むようになります。

  2. 3-2若者の「やってみたい」を小さく始めて形にする

    1. 若者向けの「最初の一歩支援金」をつくります。地域の課題解決や文化、スポーツ、ものづくり、小さな事業などを対象に試してみたい段階から支援します。
    2. 申請を、一枚の企画書と短い発表でできるようにします。若者も審査に参加し、採択後は市職員や専門家が予算や安全、広報を支えます。
    3. 募集から審査、成果の報告までを公開で行います。審査の基準と結果を公開し、外部の専門家と若者の代表が審査に加わります。申請者と利害関係のある人は審査から外れます。
    4. 支援金の使い道と成果を報告し、公表します。使い道の報告と、活動の成果を発表する場を設けます。目的に合わない使い方には、返還を求めます。
    5. 制度そのものを、毎年見直します。採択した数、続いている活動、生まれた仕事などを公表し、外部の評価を受けて改善します。
    「最初の一歩支援金」の流れ
    1. 申請一枚の企画書と短い発表で申請。審査基準は事前に公開します。
    2. 公開の審査外部の専門家と若者の代表が審査。利害関係のある人は外れます。
    3. 交付と伴走市職員や専門家が、予算、安全、広報を支えます。
    4. 報告使い道と成果を報告。目的外の使い方には返還を求めます。
    5. 公表と見直し採択数や成果を毎年公表し、外部評価で制度を改善します。

    暮らしはこう変わる

    若者が小さな「やってみたい」を実際の活動や仕事に変えられるようになります。

    支援金が公正に使われていることをだれでも確かめられ、挑戦する若者も、まちづくりの手応えを得られます。

悩みを抱える若者を、相談から自立まで一人にしない福岡へ

悩みがあってもどこに相談すればよいか分からない。相談に行く元気もない。そんな若者を待つだけでなく、身近な場所へ支援を届け、生活が安定するまで寄り添います。

現状:何が課題か?

若者の総合相談窓口は中央区の1か所。施設などを巣立った若者は、お金や仕事に悩んでいる

施設や里親家庭を離れた若者の困りごと

  • 家計・お金40.8%
  • 仕事32.7%
  • 人間関係21.4%
  • 相談できる相手がいない20.0%

福岡市の2025年度調査では、働いている人が65.3%を占める一方、最も多い困りごとはお金でした。仕事に就くだけでなく、住まい、家計、人間関係などをまとめて支える必要があります。

出典:福岡市「社会的養護自立支援実態把握調査」※「相談できる相手がいない」は、生活上の困りごとがある人への質問。

佐々木あやのが目指す福岡の姿

相談の入口が身近にあり、一人の担当者が支援をつなぎ続ける

  1. 4-1「待つ相談」から、若者のいる場所へ出向く相談へ変える

    1. ユースサポートhubの相談を7区へ広げます。各区のユースセンターや公民館、大学で出張相談を行い、電話やオンラインでも相談できるようにします。
    2. 夜間にも使えるチャット相談を始めます。名前を出さずに相談でき、必要に応じて専門職や医療へつなぎます。

    暮らしはこう変わる

    悩みを抱えた若者が、身近な場所やスマートフォンから相談でき、一人の担当者と一緒に次の一歩を考えられます。

  2. 4-2児童養護施設や里親家庭などを巣立った若者を一つの窓口で支える

    1. 住まい、生活費、仕事、進学をまとめて相談できるようにします。家賃保証や緊急の宿泊場所、家計、就職、学び直し、こころの相談を一つの支援計画にします。
    2. どこで育ったかにかかわらず支えます。福岡市外の施設や里親家庭で育った若者や、施設を離れて家庭へ戻った若者も対象にします。

    暮らしはこう変わる

    頼れる家族がいない若者も、住まい、お金、仕事の問題を一人で抱えず、生活を立て直せるようになります。

若い女性が、暴力や体の悩みを一人で抱えず、自分の将来を選べる福岡へ

通学や通勤で怖い思いをしても、生理や性の悩みがあっても、我慢する必要はありません。安全を守り、相談と医療につなぎ、自分の体と将来を自分で選べる福岡にします。

現状:何が課題か?

性犯罪の被害者の「4人に3人」が10代・20代

2025年に福岡県警が把握した性犯罪 437件

被害者の年代

  • 10代48.3%
  • 20代27.2%
  • 30代以上など24.5%
  • 被害者のうち女性422人
  • 10代・20代75.5%

2025年に警察が把握した性犯罪では、被害者の大半が女性で、10代・20代が約4分の3を占めました。

これは警察が把握した件数であり、相談や申告に至らなかった被害は含まれていません。

出典:福岡県警察「福岡県の性犯罪の現状令和7年中・確定値」

佐々木あやのが目指す福岡の姿

通学・通勤も、体や性の悩みも、安心して相談できる

  1. 5-1地下鉄の痴漢・盗撮・性暴力への対策を強くする

    「暮らし」大項目5-2「痴漢・盗撮・性犯罪を減らし、被害後も支える」を参照。

    暮らしはこう変わる

    通学や通勤中に怖い思いをしたとき、その場で知らせやすくなります。被害にあった後も一人で相談先を探さず、必要な支援を受けられます。

  2. 5-2生理や性、体の悩みを、我慢せず相談できるようにする

    1. 生理用品を、身近な公共施設のトイレに置きます。学校やユースセンター、図書館、区役所などで申し出なくても利用できるようにし、補充状況も確認します。
    2. 若者向けの体と性の相談を充実させます。「福岡市プレコンセプションケアセンター」を強化し、夜間や土曜日、オンラインでも相談できるようにします。

    暮らしはこう変わる

    若い女性が正しい情報を得て自分の体と将来を自分で選べるようになります。