政策
8つの分野・38の政策

はじめに
福岡の未来のために挑戦し続ける。
福岡は、海の向こうへ踏み出す人を送り出し、新しい文化や知恵を迎えてきたまちです。鴻臚館から大陸へ向かった人たちも、まだ見ぬ世界への不安と、その先への希望を抱いていたのではないでしょうか。その一歩一歩が、このまちの未来を切り拓いてきました。
今、このまちに暮らす一人ひとりにも、踏み出す一歩があります。新しい仕事に就く。もう一度学ぶ。親の介護をする。
大きな夢も、日々の暮らしの小さな一歩も、私はそばで支えたい。挑戦する人が応援され、うまくいかなくても、何度でもやり直せる。立ち止まったときには、安心して休み、だれかを頼れる。そんな福岡であり続けたいと思います。
暮らしに安心があるからこそ、人は次の一歩を踏み出せます。一人ひとりの暮らしを守り、その先の可能性をひらくために、私自身も挑戦し続けます。
この政策集は、みなさんとつくる福岡の未来への約束です。
あなたの一歩を支えるために、私も一歩を踏み出し続けます。
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福岡には新興企業が次々に生まれ、まちには活気があります。でも、物価が上がるなかで「給料はなかなか上がらない」「生活が苦しい」という声を、私はたくさん聞いてきました。
歳を重ねることも、病気になることも、介護が必要になることも、だれにでも起こります。大切な人を支えたい。その思いがあるからこそ、家族は自分の仕事や時間、健康を後回しにしてしまいます。介護する家族のおよそ半分が「夜間や緊急時の安心」を求めています。
災害はある日突然、わたしたちの日常を奪います。私は東日本大震災を経験し、日常がいかに簡単に崩れ去るのかを実感しました。私は学校で、弟は家で、母は車で、父は会社で被災しました。また、台風や豪雨・水害によって福岡市内でも死者を出したこともあります。酷暑による熱中症被害も年々深刻化しています。災害は、場所もタイミングも選んでくれません。
福岡は、住みたいまちとして選ばれ、海外からもたくさんの人が訪れるようになりました。でも、「家賃やマンションの値段が上がって、住み続けられるか不安」「朝の電車やバスが混んで、通勤がつらい」「観光客が増えて、近所が落ち着かない」という声を、私はたくさん聞いてきました。
福岡は、人が増え続けている元気なまちです。天神や博多には新しいビルが建ち、海外からもたくさんの人が訪れます。でも、「近所にどんな人が住んでいるのか分からない」「昔からの商店街にシャッターが増えた」「まちなかにお金を使わずにひと休みできる場所がない」という声を、私はたくさん聞いてきました。
仕事と子育ての両立に悩むとき、こどもが急に熱を出したとき、学校に行きづらくなったとき。「だれに頼ればいいか分からない」という声を、私はたくさん聞いてきました。支援の仕組みはあっても、探し方が分からなかったり、窓口が変わるたびに同じ説明をくり返したりしなければならないのが、今の福岡です。
「福岡は若者が多いまち」と言われます。けれど、自分の声が市政に届いたと感じたことのある若者は、どれだけいるでしょうか。気軽に集える場所がない、悩みをだれに相談すればいいか分からない、満員の地下鉄が怖い。そんな声を、同じ世代としてたくさん聞いてきました。
仕事でもう一歩上を目指したいのに、子育てや介護との両立で、あきらめてしまう。大切な人と家族として暮らしたいのに、制度が追いついていない。そんな声を、私はたくさん聞いてきました。